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今日は湖めぐりの予定。8:30 にホテルを出発して、まず摩周湖を目指す。
養老牛泉から1時間ほどで摩周湖に到着。霧の摩周湖と言う割には、僕らが行った時は霧も無く湖面全体が見渡せられた。以前来た時は霧でほとんど見れなかったので嬉しい。それでも、帰る頃には霧で何も見えなくなってしまった。
次に屈斜路湖を目指す。摩周湖から1時間半ほど。屈斜路湖は砂湯があり砂浜を掘るとお湯が出てくる。以前来た時はここでキャンプをして、砂湯を掘り入った憶えがある。更に当時はクッシー(屈斜路湖のネッシーみたいなもの)がブームでいろいろ盛り上がっていたのだが、今は片隅にクッシーの作り物がポツンとしているだけ。
ついでにアイヌ資料館に寄ったが、アイヌの歴史を紹介しているだけでそんなにおもしろくない。この辺にはアイヌチセ(アイヌに家)が点在し、今でも住んでいる人が居るらしい。
まりもで有名な阿寒湖に着いたのが 14:00 。阿寒湖の近くにはアイヌコタン(アイヌの部落)があリ、そこで少し遅めの昼食を取る事にした。アイヌコタンにはアイヌの血をひく人たちが集まり多種多様なお店を経営している。ほとんどが木彫りや編物、染物の店だがアイヌの紋様は不思議とかっこよく見える。昼食はアイヌの曲がかかるあやしい店で、アイヌに伝わるあやしいものを食べる。なんでも芋を地面の下に保存して発酵させたものらしく、見た目は石。味は…あまりお勧めできない。
15:00 オンネトー着。ここは北海道三大秘湖といわれるうちのひとつで、見る角度、時間等によって湖面の色が変化する神秘的な湖。確かに幻想的で、言葉では言い表せないほど美しい。
看板に『 展望台まで800M 』と書いてあるのを発見し、800Mなら5分くらいだし上から眺めたら更に美しいだろう、と思い展望台を目指す事にした。…しかし、これが間違いの始まりだった。登れど登れど展望台など現れない。それどころか途中から獣道のようになり本格的な登山の様になってきた。結局30分くらい登り続けると急に視界が晴れ、オンネトーが少しだけ見える所に出た。道が無くなったのでどうやらここが展望台らしい。800Mというのは標高800Mという意味だったのか…?展望台で予想外に時間を食ってしまったので、急いで今日の宿泊地を目指す事にする。
17:00 足寄着。ここは松山千春の故郷。おみやげで売っているチーズケーキがやたらうまかった。
18:00 十勝川温泉着。今日の宿は十勝川温泉ホテル。ここは昭和天皇が泊まった事があるホテルで、その部屋は保存され展示されていた。フロントの人が言うには気球体験が出来るとのこと。やった!釧路での屈辱が晴らせる。朝早くからやるとの事なので今日は早く寝る事にしよう。
ここの温泉は世界に2つ(十勝川温泉とドイツ)しか無い植物性モール温泉(美人の湯)で、淡い茶褐色をしている。お湯が柔らかい感じで肌がつるつる、すべすべして気持ちがいい。食事も満足だった。
さぁ明日は気球だ!
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