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伊豆半島旅行1日目行程マップ
1日目 2003/11/16
天気 曇りのち晴れ
自宅(愛知県)→ 小牧東IC → 沼津IC → 柿田川 → 伊豆スカイライン → 伊豆高原 → 城ケ崎 → 熱川 → 稲取 → 河津 → 七滝温泉
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初めての子連れ長距離ドライブ

微妙な天気…

柿田川湧水群

すごい水の透明度

鮪屋

大トロ丼

トロ炙り丼

天気は完全に回復

海に来たって感じです

断崖絶壁

ウルトラ生ジュースは絶対オススメ!

青木の坂

こじんまりとした宿です

ループ橋

温泉は熱めの湯

でかい金目鯛

海の幸も満載

大満足の夕食


朝起きると注射のおかげか体調も万全、天候もまだ崩れていません。 よし!これなら大丈夫だ!

5:30 実家に集合。いつもは時間にルーズな妹夫婦もこの日ばかりは5分前行動です。 …しかし、なんと親父は二日酔い!前日に仲間と遅くまでかなり飲んだらしいです。 今日旅行する事が分かってるんだから、ほどほどに切り上げて来いよな、まったく。

まず、妹の子供のためのチャイルドシートをサードシートに装着。やっぱりかなり狭そう。まぁ妹夫婦には我慢してもらおう。(密着状態なので夫婦仲が良くなるかも?^_^;) 5:40 荷物を全て積み込んでさぁ出発です。

6:00 小牧東ICより中央道へ入り、その後小牧ジャンクションを経由して名神高速道路へ。 長い長距離移動の始まりです。まだ小さい子供の事を思って休憩は早めに取る事にします。

美合PA で一回目の休憩。親父はトイレに行ったっきり帰ってきません。ちょっと辛そうだけど自業自得ですね。 (ここまで親父が引きずるなんて珍しいんですけどね…。)

浜名湖SA で2回目の休憩です。ここで軽い朝食を取る事にします。

牧之原SA で3回目の休憩。いつも夫婦で旅行する場合はサービスエリアでも5〜10分休憩するだけなのですが、 子供がいる場合を甘く見てました。予想以上に時間がかかりますね。
今後子供連れで旅行する場合は休憩時間を長めに見てスケジュールを立てないといけないなー…。

富士川SA で4回目の休憩。ここまで来たら沼津はすごそこです。

9:10 やっと沼津ICに到着です。3時間かかりました。サービスエリアでの休憩に予想以上の時間を費やしたため、当初の予定より若干の遅れです。

まず、妻が行きたがっていた柿田川湧水郡へ。しかし、場所が良く分かりません…。ナビはついているのですが、大きい公園の中にあるため正確な場所がわかりません。 更には公園の入り口さえ分からない…。結局辺りをぐるぐるまわってなんとか看板を発見。9:30 無事たどり着く事ができました。

そんなに有名なところじゃないだろうし、道案内板とかを出していないのは仕方ないか…と思っていたら、駐車場に入ってビックリ!大型観光バスが何台も止まっていて、観光客もすごい人。えっ?そんなに有名なの?ここ。(それなら、もっとわかりやすく看板を出しておいてくれても良さそうなもんだが…。)
九州とかによくある小さな水郷だと思っていたので、ちょっと寄って水汲んで次へ行こう程度に考えていたのが間違いでした。大きな水郷です。駐車場から5分くらい歩いて公園の入り口へ。更にこの公園が広くて、水郷も何箇所もあるみたいでしたが、時間も無いのでとりあえず一番近くの水郷を目指す事にしました。

5分くらい歩いて一番近くの水郷へ。すぐ近くまで下りていけるのかと思ったら、展望台のようなところから眺めるだけでした。でも水はホントに綺麗。心が洗われる思いでした。
ただ展望台は観光客でいっぱいで満員電車のよう…。写真を取るのも大変でした。(ちょうど大型観光バスが来てたので時間帯が悪かったかな?)

スケジュールが大幅に遅れていたので、夕食までにたどり着けるか心配になり、早くここを出たかったのですが両親はのんびりしています。
「だって、ゆっくりお土産とかも見たいし…。」という気持ちもわかりましたので、この後の寄る所を減らせばいいか…と少しゆっくりしました。(僕だけ気持ちがあせってました。せっかくの旅行なのにゴメンね。)
そっかー、年取ってくると何箇所も沢山まわるより、少ない箇所をゆっくり回った方がいいんですね。反省反省。次回の家族旅行ではそういう風に段取りを組もうと思います。

若干急がせつつも 10:10 柿田川湧水郡出発。
さぁこっから山越えです。富士見パークウェイを経由して、伊豆スカイラインへ。ここは特に寄れそうな所も無いため、景色を楽しみながらただ走るのみです。…と思っていたら、そんなに景色は見えない。単なる山道って感じでした。
この道はおそらく地元の人はあんまり使わないんでしょうね。車は少なく走りやすかったです。ただ、僕の車(エルグランド)のエンジンがあそこまでうなるのは初めて見ました。 大人6人子供2人を乗せての山道は3000ccでもやはりキツイんですね。

11:00 スカイポート亀石到着。
なんとか伊豆高原でお昼ご飯を食べたかったので、峠の茶屋でトイレ休憩だけしてひたすら走ったら、スケジュールの遅れも挽回。 11:30 には伊豆高原への入り口、天城高原料金所に着いてました。よし、これで気持ちにゆとりが出るぞ。

伊豆スカイラインを下りて最初の信号でヒヤリとする出来事が!なんとブレーキが利かない…。ペーパーロック現象です。ワインディングでの走りは慣れているのでエンジンブレーキを多用したのですが、それでもブレーキの負担は大きかったようです。(道も長かったし…。みんなには心配かけないように黙ってましたけど…。)

お昼ご飯を食べる場所は、旅行前からガイドブックやインターネットを見ていろいろ候補を出してたんですが、その中でも一番おいしそうな「鮪屋」に行く事に決めました。せっかくなので美味しいといいな。
11:45 ナビのおかげで特に迷う事も無く「鮪屋」に到着。なんと駐車場はいっぱいです。(まぁ小さな駐車場ですが。)でも、開店15分の時点でここまで混むなんて、かなり期待できそう。
待ち時間を聞くと30分待ちとの事。今から他を探すのも面倒だし、何よりもう、ここで食べたい気分になっていましたので待つ事にしました。

駐車場は離れた場所にもありました。車を止めて真っ先にブレーキを確認しましたがタイヤやホイールから熱気が伝わってきます。まぁ食事している間に冷めるでしょう。
「鮪屋」には待っている人の為の部屋(座敷)があり、そこでメニューを見ながら待っていたのですが、このメニューが又おいしそうなものばかり。しかも限定○食の文字が至る所にあり、素材にこだわっている様子がうかがえます。 これもいいな、あれもいいな…なんて迷っていると、いつのまにか順番が来ました。(まだ決めてないよ…。)

席に案内されてもまだ迷ってたら、早々と売り切れになったものもあるとの事。すごい人気だ。開店と同じに並ぶ人が居るのも頷けますね。
もうこれしかない!って決めた大トロ丼はまだあるか聞いてみると、なんとかあと数食はいけるとの返答。やった!
ちなみに妻はトロ炙り丼を、他の人は海鮮丼とか刺身定食を注文。子供はミルクです。^_^;

5分くらいで大トロ丼が出てきました。写真よりおいしそう。食べる前から脂が乗っているのがわかります。まずトロから頂きましたが、口に入れると溶けて無くなっちゃいました。 こんなトロ食べた事が無い。脂も乗りすぎてないのでくどくありません。ビールが欲しいところですが、運転手なので我慢我慢。非常にツライ…。
妻の炙り丼もちょこっと頂きましたが、大トロ丼の方が絶対うまい!でも妻は炙り丼の方がうまいって言う…。お互いにこっちの方がうまいって言い合いしながら食べてました。まぁどっちも美味しいって事なんですが…。お昼からちょっと贅沢しちゃったかな?
「鮪屋」はマジでお勧めです。伊豆高原方面に旅行する方は是非寄ってみて下さい。でも開店前に着くようにスケジュールを組まないとダメですよ。^_^;

13:30「鮪屋」を出発して、すぐ近くの城ヶ崎海岸へ。ブレーキももう冷えています。
まずは有名な門脇吊橋へ向かいます。確かにこの吊橋は高さがすごいですね。真下が海で波打ってるのが恐怖心を煽ります。とにかく子供を必死で抱きかかえてました。
展望台があるので上ろうという事になったのですが、意外と階段が長い上に勾配がキツイ。日頃の運動不足を痛感しました。
ここにはピクニックコースがあり、時間が有ればピクニックコースも歩いてみたかったのですが、まだまだ走らなくてはいけないので 14:30 城ヶ崎海岸を出発。 ここからは国道135号を南下していきます。

海岸線沿いをひた走り、途中でガソリンを入れて、ここだけは絶対寄りたいと思っていた伊豆オレンヂセンターへ。 ガイドブックでここのウルトラ生ジュースを見て、一回飲んでみたかったんですが、値段も結構するけど、いったいどんなものなんだろう?
親父はまだ調子が悪いのか車で待ってると言います。自業自得とはいえ、せっかくの旅行になんだかかわいそう…。元々車に強い方ではないので車に酔ったのかもしれません。

ウルトラ生ジュースを作るところを見ていると、どうもオレンジをミキサーで砕いてはちみつと混ぜているような感じです。なんか甘ったるそうだなーと思って飲んでみると、これがバカうま!全然甘ったるくないし、オレンジの旨みが凝縮されてるって感じです。
親父にも持っていったら、うまいうまいと全部飲んでしまいました。これは大ヒットでしたね。僕も2杯目を飲みました。(ちなみに、ここで売っていた「にんにく丸ごと揚げ」を自分のおつまみ用に買ったのですが、これもうまい!お勧めです。)

13:20 伊豆オレンヂセンターを出発。車内ではずっとウルトラ生ジュースの話題が続きます。みんな魅了されてしまったようです。1杯飲むと3年長生きするというキャッチコピーでしたので、母親なんて「私が死にそうになったらこれを飲ませてね。」という始末。

しかし、今日は食べ物に関してはヒット(いやホームランか?)の連続です。もし次に伊豆に来る機会があったら、絶対「鮪屋」と「伊豆オレンヂセンター」は寄りますね。

いくつかの温泉街を抜けてへ河津へ。河津からは北上し 15:45 本日の宿「七滝温泉 青木の坂」に到着です。
泊り客は僕らだけなのか駐車場に車はありません。(まぁ日曜ですし…。)軽自動車が3台置けるくらいの小さな駐車場で、頭がはみ出しそうだったのですが、おかみさんらしき人が出てきて、横置きしていいよって言ってくれましたので、駐車スペースをフルに使って横置きしました。やっぱり僕らだけなのかな?
部屋に案内してもらったら庭に小さな庭園があり、雰囲気もいい感じ。部屋は2部屋にトイレが2つ。それに露天風呂と脱衣所で、十分な広さです。やはり、ここにして良かった。後は食事とお風呂がどれだけ満足できるか?
離れと言っても孤立しているわけではなく、階段続きの階下にあるという感じで、同じ階には大浴場もあるのでお風呂に行くのも便利です。

近くに河津七滝があるのですが、食事までにはまだ時間があるので義弟とちょっと歩いてみました。(でも、滝まではかなり距離がありそうでしたので近くを少し歩いただけで帰ってきちゃいましたけど。)
ループ橋の下に位置する宿ですので、見上げると大きなループ橋が迫ってきます。崩れた場合どうなるんだろ?なんて余計な心配をしちゃいましたが、迫力は満点です。明日はこのループ橋を通りますが今から楽しみです。

食事の前にお風呂へ。まずは大浴場からです。
お風呂は綺麗で露天風呂もあったんですがお湯が熱め。大人なら我慢できるとしても(僕は我慢できませんでしたが)子供にはちょっとかわいそうですね。(多分、源泉の温度が元々高いんでしょうね。)
露天風呂の方がまだ少しぬるい(それでも熱いんですが…)ような気がしたので、とりあえず子供はそちらに入れる事にしました。でも、熱いのか見知らぬ風景に戸惑っているのかパパにしがみついて離れません。もしかしたらすごく熱く感じてるのかもと思い、早々に退散しました。後でゆっくり部屋の露天風呂に入れてあげるからね。
脱衣所の椅子に寝転ばせて子供の体を拭いていたら、なんと、おしっこしちゃいました。(ゴメンナサイ)家ではこんな事無いのになー…。新陳代謝が活発になったのかな?

部屋に戻ってそういえば子供ばかり洗って、自分を洗ってない事に気付きました。そこで、今度は部屋風呂へ。部屋風呂も大浴場と同様に熱かったのですが、ホースが用意されていたので自分好みの温度に調整できました。よし、これなら子供も大丈夫だ。
大人3人も入ればいっぱいの小さなお風呂で、露天と言っても屋根があって空を見ながらとはいきませんが、部屋風呂ならこれで十分でしょう。

お風呂から出たらそろそろ食事の時間です。ネットのクチコミでは食事も評判が良かったので期待ができます。なにより、今日はおいしいものの連続でしたので、最後もおいしく飾りたいものです。
食事が用意されている時にまず目に付いたのが金目鯛の煮付け。うわさには聞いてましたが、こんなにもデカイとは…。しかもそれが2匹。うちの父親は金目鯛が好きなのでちょうど良かったです。母親は肉が食べられないのですが、これも予約時にお願いしてあったので代わりの鮑が用意してありました。(鮑もいいなー…。^_^;)

食事の仕度が終わると僕だけ別室に呼ばれました。なんだろうと思っていたらなんと、うちの親父の為に花を用意してくれていました。還暦祝いで…という事を伝えてあったのですが、こんな細かな心遣いも嬉しいですね。

食事はボリュームもありおいしくて大満足でした。特に金目鯛の煮付けはめちゃくちゃ美味しかったです。伊豆牛も柔らかくて最高。夢中になって食べました。

食後にもう一風呂浴びて戻ってくると、夜食用にデザートが机の上に準備されていました。(夜食にデザートって珍しいですが、女性陣には好評だったようです。)
こんな機会はめったに無いので、みんなで飲んで語り合うつもりでしたが、僕はいつのまにか寝てしまいました。(親父も寝てたようだけど。)

おかみさんもご主人さんも非常にやさしい方で、いろいろ気遣ってくれて大浴場も1時間だけ貸切にしてくれたりとか、幼児の食事は頼んでなかったんですが、かわいい器をちゃんと用意してくれたりとか、クチコミ通りの大満足の宿でした。
ただ、小さなお子さん連れで行く場合は、部屋風呂付きの離れにした方がいいですね。部屋風呂ならお湯の温度が調整できますので。(温泉成分を薄める事になってしまいますが、子供のためには仕方ないですね。)


本日の走行距離 約 381 km

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