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wavファイルを再生する

wavファイルを再生するにはsndPlaySound関数を使います。
第二引数ではオプションフラグをひとつ以上設定します。(以下のサンプルではSND_SYNC|SND_NODEFAULT)
2つ以上設定する場合はフラグとフラグを|で区切って設定します。
sndPlaySound関数では以下のオプションフラグを設定できます。
 
  • SND_SYNC … 同期的(関数終了まで制御不可)にサウンドを再生する。  
  • SND_ASYNC … 非同期的(関数開始直後に制御を返す)にサウンドを再生する。  
  • SND_NODEFAULT … サウンドが見つからない時にデフォルトサウンド(通常、一般の警告音)を再生しない。  
  • SND_MEMORY … 第一引数が、ウェーブフォームサウンドのメモリイメージを指すポインタである事を示す。  
  • SND_LOOP … サウンドを繰り返し再生する。(SND_ASYNCも同時に指定する。)  
  • SND_NOSTOP … サウンドが現在再生中の場合、指定ファイルを再生せずfalseを返す。
  • ■ サンプルソース ■(例:Unit1.cpp)
    #include <mmsystem.h>
    
    
    void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
    {
        if ( OpenDialog1->Execute() == true ){
            AnsiString WavFn = OpenDialog1->FileName;   // 再生するwavファイルのパス
            sndPlaySound( WavFn.c_str(),SND_SYNC|SND_NODEFAULT );
        }
    }
                  
    赤字は変数名なので記述の変更が可能。
    上記のサンプルではOpenDialogオブジェクトを使ってwavファイルを指定して、同期的に再生しています。