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AnsiString型をint型にキャストする
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AnsiString型をint型にキャストするにはStrToInt関数を使います。
StrToInt関数は10進や16進表記の整数型の数値を表すAnsiString型を数値に変換します。
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■ サンプルソース ■(例:Unit1.cpp)
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
AnsiString Test = "123";
int i = StrToInt( Test );
}
※ 赤字は変数名なので記述の変更が可能。
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ただし、StrToInt関数はAnsiString型が数値化できない場合、エラーが出ます。
エラーを回避するためにも、できればStrToIntDef関数を使った方がいいでしょう。
StrToIntDef関数はAnsiString型が数値化できない場合に、エラーを出さずデフォルトの値を返します。
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■ サンプルソース ■(例:Unit1.cpp)
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
AnsiString Test = "文字列";
int i = StrToIntDef( Test , 123 );
}
※ 赤字は変数名なので記述の変更が可能。
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上記のサンプルではTestに代入されている"文字列"という文字は数値化できないので、
i にはデフォルトで指定されている 123 が代入されます。
又、AnsiString型のToIntメンバ関数でもint型にキャストできます。
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■ サンプルソース ■(例:Unit1.cpp)
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
AnsiString Test = "123";
int i = Test.ToInt();
}
※ 赤字は変数名なので記述の変更が可能。
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ToIntDefメンバ関数もあります。
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■ サンプルソース ■(例:Unit1.cpp)
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
AnsiString Test = "文字列";
int i = Test.ToIntDef( 123 );
}
※ 赤字は変数名なので記述の変更が可能。
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関連項目: int型をAnsiString型にキャストする
関連項目: AnsiString型をdouble型にキャストする(メンバーズページではリンクしています。)
関連項目: double型をAnsiString型にキャストする(メンバーズページではリンクしています。)
関連項目: いろいろな型をAnsiString型にキャストする(メンバーズページではリンクしています。)
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